洗車キズの原因と対策
洗っているのにキズが増える。特に黒い車で目立つ渦巻き状の細かいキズは、その洗車自体が原因です。つけない洗い方と、ついてしまったキズの消し方を紹介します。
洗車キズがつく仕組み
洗車キズの正体は、ボディ表面の砂やホコリを、スポンジやクロスで引きずった擦り傷です。
- 砂が付いたまま、いきなりスポンジでこする
- 泡の量が足りず、潤滑がないまま拭く
- 地面に落としたクロスをそのまま使う
- 硬いブラシの洗車機に砂だらけのまま入れる
1回1回は目に見えない微細なキズですが、積み重なると光の反射で渦巻き状に見えるようになります。濃色車ほど目立つのは、キズの白い乱反射と黒のコントラストが強いためです。
キズをつけない洗車手順
ポイントは「砂を擦らず、先に流す」です。
- 予洗い:高圧の水で砂・ホコリをしっかり流す。ここで汚れの大半を落とすつもりで
- たっぷりの泡:シャンプーを泡立て、泡をクッションにして軽い力で撫でる
- 上から下へ:汚れの少ない屋根から始め、汚れの多い下回りは最後に。スポンジも下回り用を分ける
- 拭き上げは吸水クロスで押さえるように:引きずらず、水を吸わせる
直射日光下の洗車は水滴の乾燥ジミも作るため、朝夕か曇りの日に。この手順に変えるだけで、キズの増加は目に見えて減ります。
ついたキズは磨きで消せる
洗車キズの多くは塗装のクリア層内の浅いキズなので、研磨(ポリッシング)で消すことができます。
- プロの磨きは、キズの深さに合わせて研磨剤とバフを段階的に使い分ける
- 費用はパネル単位で数千円〜、全体磨きで3〜8万円程度(車格と程度による)
- 磨きで整えた直後にコーティングをかけると、ツヤの回復と保護が同時にできる
市販コンパウンドでのセルフ磨きは、部分的なら可能ですが、全体をムラなく磨くのは相当な技術です。「新車のときのツヤに戻したい」レベルの要望は、プロの領域と考えてください。
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