事故修理の流れと保険会社対応

最終更新日: 2026-08-12

車のキズを補修する整備士

事故のあと、車の修理は保険会社との調整と並行して進みます。流れを知らないと言われるがままになりがちですが、修理先の選択権はあなたにあります。損しないための要点を時系列で押さえましょう。

この記事の目次
  1. 事故から修理完了までの流れ
  2. 修理先は自分で選べる
  3. 全損と言われたら?代車は?

事故から修理完了までの流れ

標準的な流れは次の通りです。

  • 事故直後:警察へ届出、保険会社へ連絡、現場と損傷の写真を撮る
  • 修理先の決定:入庫先を決めて車を預ける(レッカーの場合は搬送先を指定)
  • 損害調査:保険会社のアジャスター(損害調査員)が損傷を確認し、修理工場と修理範囲・金額を協定する
  • 修理開始〜完了:協定が済んでから部品発注・作業開始。期間は損傷次第で数日〜1か月超

ポイントは、修理金額は保険会社と工場の「協定」で決まることです。交渉に慣れた工場ほど、必要な修理をきちんと認めさせられます。

修理先は自分で選べる

保険会社から提携工場を案内されることがありますが、これはあくまで提案で、どこで直すかは契約者が自由に決められます

  • 提携工場の利点:手配が早い、保証が付く場合がある
  • 自分で選ぶ利点:技術や仕上がりで選べる、地元で相談しやすい店に出せる

「保険会社の指定工場でないと保険が使えない」ということはありません。仕上がりにこだわりたい車、輸入車や特殊な塗装の車は、その分野が得意な専門店を自分で指名する価値があります。当サイト掲載店のような保険修理対応の専門店なら、保険会社との協定業務も店側が進めてくれます。

全損と言われたら?代車は?

修理費が車の時価額を超えると「経済的全損」となり、保険金は時価額までしか出ません。納得できない場合は次の材料があります。

  • 時価額の根拠を確認する(同条件の中古車流通価格が基準。提示額が実勢より低いことはあり得る)
  • 対物超過修理費用特約(相手の保険に付いていれば、時価額を超える修理費が一定額まで出る)の有無を確認

代車については、相手方保険からの代車費用は「必要性が認められる期間」に限られます。自分の保険の代車特約があれば、そちらのほうが確実に使えます。修理が長引きそうなときは、代車の期限を工場と保険会社の双方に早めに確認しておくとトラブルになりません。

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