いたずらキズの対処と修理

ドアに一本、深く長い線キズ。故意のいたずらキズは精神的なダメージも大きいものです。感情的になる前に、警察→保険→修理の順で淡々と進めるのが、負担を最小にする道筋です。
最初にやるのは警察への届出
いたずらキズは器物損壊の被害です。修理より先に、次を済ませてください。
- 現状の写真を撮る:キズ全体と拡大、車の駐車位置、周囲の状況
- 警察に被害届を出す:犯人検挙のためだけでなく、保険請求で警察への届出受理番号を求められるため
- 駐車場の管理者に連絡:防犯カメラの映像確認を依頼。マンションや商業施設なら管理会社経由で
繰り返される場合は、駐車位置の変更やドライブレコーダーの駐車監視機能・センサーライトの導入も検討材料になります。
保険は使える?等級はどうなる?
いたずらキズは車両保険(一般型・エコノミー型とも対象になる契約が多い)で修理できます。等級の扱いが通常の事故と違う点がポイントです。
- いたずら・落書きなどによる被害は1等級ダウン扱いになるのが一般的(3等級ダウンの自損事故より軽い)
- それでも翌年以降の保険料は上がるため、修理費と増加額の比較は必要
- 目安として、修理費が数万円で収まるなら自費、10万円級なら保険、が大まかな分かれ目
深い線キズはパネルをまたいで入れられることが多く、見た目より高額になりがちです。まず見積もりを取ってから保険の判断をしてください。
線キズの修理費用の相場
いたずらキズの典型である「深い線キズ」の修理は、深さと長さで決まります。
- クリア層までの浅い線キズ:磨きで対応、1〜2万円程度
- 色の層まで達した線キズ:部分塗装で、パネル1面あたり2〜5万円
- ドアからフェンダーまで貫くような長い線キズ:複数パネルの塗装で10万円を超えることも
故意につけられたキズは下地まで達していることが多く、タッチペンで済む例はまれです。放置するとサビの入り口にもなるため、保険を使わない場合でも早めの修理をおすすめします。
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